女優の尾野真千子が11日、東京・EXシアター六本木で行われたテレビ朝日系主演ドラマ『はじめまして、愛しています。』(14日スタート、毎週木曜21:00~21:54 ※初回15分拡大)の親子試写会に登場。脚本の遊川和彦氏から「バカな行動を取る」と暴露されてしまった。
同作は、実在する特殊な養子縁組制度をテーマにしたホームドラマで、尾野と江口洋介が演じる夫婦が、実の親に捨てられた素性のわからない男の子の親になろうとする姿を通し、"本当の親子とはなにか?"を描いていくもの。脚本の遊川氏は、最高視聴率40%を記録したドラマ『家政婦のミタ』(11年・日本テレビ系)を手がけたヒットメーカーで、今作が初のテレ朝ドラマとなる。
"はじめまして"で出会ってから"愛しています"と伝えるまでの物語を描く今作のテーマにかけ、登壇者には「愛情表現で心がけていることは?」との質問が飛んだ。昨年7月に結婚したばかりの尾野は「話すこと」と回答。「親や兄弟、旦那など、愛していると思っている人には常に話すことで、自分の気持ちを伝えたり、もらったりしているように思う」と続けた。
だが、この質問に遊川氏がまさかの大暴走。愛情表現で「バカになること」を心がけていると話した後、自身が妻から「カズにゃん」と呼ばれていることを告白し、さらには「カズにゃん、愛してるよ!」と妻のモノマネを交えながら絶叫し、これには登壇者も驚きの表情を見せた。
その後、暴走トークは尾野にも飛び火。「尾野さんもこう見えて、普段から現場ではバカな行動を取る」と毒を吐いたかと思うと、「スタッフにも友達のように接しているが、よく考えると、これもバカを演じることで主演として現場を和ませているのでは」とまとめ、愛情たっぷりの笑顔をたむけた。
また、同ドラマで描かれる養子縁組制度が、6カ月以上の試験期間を課せられることから、「6カ月あったら何をしたいか」との質問も。尾野は「結婚してから多忙で一緒にいる時間が少ないので、夫と同じ趣味を共有したい」と明言。MCから「その趣味は?」と聞かれると「ナイショ!!」といたずらっぽく言い放ち、ほほ笑んでいた。