お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、3日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、引退騒動を引き起こしたお笑いコンビ・キングコングの西野亮廣(36)に苦言を呈した。

ダウンタウンの松本人志

先月末、芸人を引退した上で絵本作家に転職することを発表した西野。ところが、その翌日にはあっさりと肩書を撤回した。現在、西野のツイッタープロフィールには「漫才をする絵本作家です。 あと、クラウドワークスのデタラメ顧問と、デザインアソシエーションの理事と、パイン株式会社の特命配布主任」と書かれている。

この日は、相方の梶原雄太(35)が"西野の専門家"としてゲスト出演。「西野亮廣の一番の理解者であり、一番の被害者なんです」と切り出し、一連の騒動を「面白い」と受け止めながらも、絵本作家の引退宣言を余計なことと指摘。「西野はいつもそう。1個多いんです」「この"1個多い"でたたかれる」とダメ出しした。

松本は「一回、尿検査してもらった方がいいかもしれない」と冗談を交え、今回の騒動を「面白くもなんともない」とバッサリ。「コンビでやる以上、相方の気持ちは無視してはいけないと思う」と言い、「人を楽しませることがうれしい」という気持ちがお笑い芸人になるきっかけや根本であると主張した。

さらに、「西野にもそれはあるはず」と期待を寄せ、「今どれくらいの人を楽しませているのか、1日で誰を笑わせたのか。もっと振り返ってみたら見えてくるような気がする」とアドバイス。「人を笑わせたいのか、楽しませたいのかという気持ちが西野の中にあるのであれば」と付け加えた。