小林製薬はこのほど、「2016年 ビジネスマンの肩こり実態調査」の結果を発表した。

営業カバンに入っているもののうち、できれば持ち歩きたくないものはありますか

肩こりを「全く感じていない」人は5.6%

自分の営業カバンを「重い」と感じている人は77.7%。その重さを例えてもらうと、「お米」が37人(5㎏は15人)と最も多く、次いで「ペットボトル」が28人(2Lは12人)、「ダンベル」が25人と思いものが続き、中には広辞苑や赤ちゃん、漬け物石といった回答もあった。

営業カバンに入っているもののうち、できれば持ち歩きたくないものの1位は「ノートパソコン」で32.8%。持ち歩きたくない理由は「重たいから」が91.1%を占めた。

ノートパソコンについて、「使用中、猫背になっていると感じることがある」人は計86.6%、「疲れの原因になっていると思う」人は計85.6%で、ビジネスマンの体に大きな影響を与えていることが浮き彫りになった。

肩こりを「全く感じていない」人はわずか5.6%で、大多数の計94.5%が肩こりを感じていることが判明。同社は「肩こりは国民病と言われているので想定通りの結果ではあったが、『全く感じていない』人が10%を切ったことには少し驚いた」と話している。

1週間のうち、肩こりがひどくなる時間帯は木曜日の16時~17時が最多。また、肩こりがひどくなると、首や目以外に腰(30.3%)や背中(27.5%)へも影響が出ていることもわかった。

調査期間は2016年5月12~13日、有効回答は20~50代の営業カバンを持って外勤することがある男性営業マン412人。