ドゥ・ハウスは5月31日、「自動車」に関する調査結果を発表した。

自家用車の所有率 ※1都3県、大阪府を抜粋(出典:ドゥ・ハウスWebサイト)

東京都の自動車所有率は59.0%

自家用車の有無を尋ねたところ、「所有している」人は全体の81.8%。1都3県(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)および大阪府についてみると、最も低かったのは「東京都」の59.0%で全体より20ポイント以上低かった。2番目に低い「大阪府」も69.7%と全体に比べ10ポイント以上の差があった。同社は、これらの地域では維持コスト(駐車場代など)が高いことや、鉄道網が発達していることなどが要因としている。

一方、1都3県の中で自動車所有率が最も高かったのは「埼玉県」の82.5%だった。同社は埼玉県の所有率が高い要因について、「面積に対して鉄道の駅が少ない」と分析している。

自家用車を所有していない理由については、「所有する必要がない」が圧倒的に多く78.3%。「所有したいができない」は23.7%だった。

自動運転技術が実用化された場合、「利用したい」は18.7%、「やや利用したい」は34.1%で、計52.8%が「利用したい」と考えていた。また「利用したい」と答えた人に自動運転技術に期待する効果を聞くと、1位は「安全性の向上」で52.7%、2位は「ドライバーの疲労軽減」で30.5%となった。

調査期間は2016年5月11~13日、有効回答は20歳以上69歳以下の「モラタメ.net」会員1,200人。