マネースクウェア・ジャパンは5月31日、「節約術に関するアンケート」の結果を発表した。
節電タイマー付きコンセントで節約する人も
消費税8%に引き上げられてから増税の影響を感じている人は計75.0%。2017年4月に予定されている(5月1日時点)消費税率10%への引き上げが節約意識に影響を与えると思う人は計86.6%だった。
ふだんから「節約を意識する」人は計90.2%。節約をする理由を聞くと、「老後の生活への不安」が204人で最も多く、以下、「貯蓄を増やしたい」が148人、「節約をしないと家計に余裕がなくなる」が140人と続いた。
「これだけは削りたくない」という分野については、「特に『削りたくない』と思っている分野はない」が130ポイントで最多。2位は「食費」(121ポイント)、3位は「趣味」(112ポイント)だった。
現在行っている節約術は、「ポイントカードの活用」が258人で最多。次いで「外食や飲み会を控える」が223人、「水道・電気・ガスのムダ使いを減らす」が200人などとなり、「日常のちょっとした支出に気を付けている人が多い」(同社)ことがうかがえる。
オリジナル節約術としては、「化粧水はお試しサイトで購入、安い化粧品を半分に薄めて寝癖やセットのローションに使う、もちろん薄めずに化粧水としても使う」(50代女性・既婚)、「節電タイマー付きコンセントを使って、温水洗浄便座や通信機器等の未使用時の電力カット。エアコンを使う際は、夏冬に限らずサーキュレーター併用で設定温度を節電方向に設定する。点灯時間の長いリビングや玄関の外灯は、LEDタイプへ変更」(30代男性・既婚)、「懸賞や座談会の謝礼でお小遣い稼ぎをする」(30代女性・既婚)、「余った料理は少し冷凍し、なるべく早くリメイクして使い切る。冷蔵庫と冷凍庫をいっぱいにしない。たくさんあると、腐らせたり、無駄に使ったりしてしまうので」(40代女性・既婚)といった内容が寄せられた。
調査期間は2016年5月9~17日、有効回答はHarmoney.jp会員(10~80代)409人。