女優の菜々緒が、7月スタートのフジテレビ系ドラマ『好きな人がいること』(毎週月曜21:00~21:54)で、月9初出演を果たすことが26日、明らかになった。

新月9ドラマ『好きな人がいること』に出演する菜々緒

今月1日に、ウェブの生配信で制作発表が行われたこのドラマは、桐谷演じる恋愛下手な主人公・櫻井美咲が、三浦翔平・山崎賢人・野村周平演じる柴崎三兄弟が経営する海辺のレストランで、住み込みのアルバイトをすることで始まる、ひとつ屋根の下でのラブコメディ。菜々緒は、美咲の初恋相手・千秋(三浦)の大学の同級生で、ボストン帰りのピアニスト・高月楓を演じる。

恋愛下手の美咲とは対照的に、ハイスペックな大人な女性というキャラクター。千秋との関係を「ただの友達だから」と言い張る役どころで、『サイレーン』などで悪女役の印象が強い菜々緒は「自分がしっかり恋愛するドラマというのはおそらく初めてのことなので、探り探りにはなるかもしれしれないですが、新たな挑戦を楽しみにしています」と語る。

初の月9出演には「やっと月9に出させていただけるようになったんだなと思いました。率直に、すごくうれしかったです」と歓喜。母親も喜んでいるといい、「話を追うごとにいろいろと明らかになっていく高月楓という存在が、物語を刺激するいいスパイスとなれるよう頑張ります」と意気込みを語った。

フジテレビの藤野良太プロデューサーは「高月楓という役は、菜々緒さんをイメージしてキャラクターを膨らませていきました」と、彼女ありきで作った役柄であることを説明。「このドラマに最高のスパイスを加えてくださると確信しています」と期待を示している。