リブセンスは5月11日、「英語力が問われる会社ランキング」の結果を発表した。同調査は2011年1月~2016年3月に実施し、同社サイト「転職会議」に寄せられた業務中の英語使用に関連するクチコミを会社別に集計している。

英語力が問われる会社ランキング

調査の結果、1位は「楽天」(471件)だった。次いで2位は「日本アイ・ビーエム」(185件)、3位は「ソニー」(125件)。以降、4位「イーオン」(118件)、5位「ユニクロ」(108件)となった。

トップ5社に寄せられたクチコミをみたところ、1位の「楽天」においては、「週1回の朝会で、英語のスピーチがある」(女性)、「グローバル展開を推進しているため、社内にいる外国人社員数もかなりの割合になってきている。英語のコミュニケーション能力を向上させながら業務を推進するスキルの向上を図れるのは、やりがいにつながっている」(男性)などのコメントがあった。

2位の「日本アイ・ビー・エム」には、「メールを含めた様々な社内情報が英語である場合が多いので、英語は必要です」(女性)、「英語の研修も用意されており、やる気がある人であれば習得する機会も用意されている」(男性)といった声があがった。

さらに、3位の「ソニー」では、「昇進昇給については、英語力が必要。日頃から語学について自己研さんが求められるし、会社側もサポートしてくれる」(男性)、「海外事業所への出張対応も比較的容易に許容していただき、出張ベースでの海外経験も体験ができる環境です」(男性)などの声が寄せられた。

以降、4位の「イーオン」には、「外国人や帰国子女など変わったバックグラウンドのスタッフも多く、何かと刺激になることが多かった。日本人も留学経験者などが多く、国際感覚を身につけたい人には良い職場だと思う」(女性)、「外国人教師がいらっしゃるので、英語力も自然と身に付きます。教えるだけでなく、自分も学ぶことができるという部分は大きな魅力といえるでしょう」(男性)。

5位の「ユニクロ」は、「海外のスタッフとのやり取りや会議の場などで嫌でも英語を使うので英語力もあがるはず。とにかく世界で戦うために、英語が使える社員作りに余念がありません」(男性)、「中国語や英語を活用できる場面が多くあります。海外の方と接したい方にはおすすめできると思います」(男性)などの声がみられた。