福井銀行と福井新聞社は4月1日、福井独自の地域サービスとQUICPay・nanacoに対応した「JURACA(ジュラカ)」の申し込み受付を開始する。

JURACAの主な特徴

地域のカルチャースクール受講料割引も

「JURACA」は、「電子マネーサービス」「独自の地域サービス」「JURACAタッチサービス」の3つのサービスを1枚のカードに集約させたカード。

名前の由来は、「"恐竜の時代"といわれる中生代ジュラ紀の『JURA』と、カードの『CA』を組み合わせたもの。全国的にみても『福井』をイメージしやすいような名前にした」(福井銀行)という。福井県では、1982年に中生代白亜紀前期のワニ類化石が発見されたことが発端となり、その後も肉食恐竜の歯などが発見され、2000年に恐竜博物館が建設されている。

JURACAに搭載される電子マネーサービスは、セブン・カードサービスの前払い(プリペイド)式電子マネー「nanaco(ナナコ)」と、ジェーシービーの後払い(ポストペイ)式電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」の2つ。

nanacoは、セブン-イレブンやそごう・西武などのnanaco加盟店約21万店(2016年2月末時点)で、100円(税別)の利用で1Pの「nanacoポイント」がたまる。ためたポイントは、1P=1円の電子マネーに交換可能。QUICPayは、大手コンビニ各店など全国約44万店(2015年9月末時点)で利用すると、1,000円(税込み)で1PのJCBの「OkiDokiポイント」がたまる。

また、JURACA所有者は"独自の地域サービス"として、年間100以上の講座が開催される「福井新聞文化センター1dayカルチャー」を、同センター会員価格で受講できる。「JURACAタッチサービス」では、「JURACA」をICカード読み取り(NFC)機能付きのスマートフォン、タブレット端末にタッチすると、JURACA公式ホームページにアクセスできる機能「JURACAタッチ」を利用可能。

申し込みは、福井銀行のクレジットカード「iicaJCBカード」の加入が必要。店頭での申し込みは、福井銀行本支店・出張所・ナチュラプラザの計95か所で受け付けている。郵送用の申込書は、福井銀行本支店・出張所・ナチュラプラザのほか、西武福井店、ハーツ各店、福井新聞販売店などに設置。