あおなみ線を運営する名古屋臨海高速鉄道は3月12日から、全国相互利用サービス対象の交通系ICカード全10種類への対応を開始する。
名古屋臨海高速鉄道は、名古屋西南部地域の交通インフラ整備などを目的に1997年に設立された第3セクター鉄道。営業路線としてあおなみ線のみ保有し、名古屋~金城ふ頭間(15.2km)を片道24分で結ぶ。4両編成の1000形を使用し、日中時間帯は15分間隔、平日朝夕のラッシュ時間帯は10分間隔で運転される。
あおなみ線ではこれまで、全国相互利用対応の交通系ICカードのうち、「manaca」「TOICA」「Suica」の3種類のみ利用できたが、今回のサービス拡大により「PASMO」「ICOCA」など7種類のICカードが新たに利用可能に。利便性が大幅に向上する。