ボルボ・カー・ジャパンは、主力モデルである60シリーズ「S60」「V60」「XC60」の一部仕様を変更し、販売開始した。上級モデルに306PSを発揮する2.0リットル4気筒スーパーチャージャー&直噴ターボ「T6」エンジンを搭載するなど、性能を向上させた。

ボルボ「S60」

スポーツセダン / ワゴン「S60」「V60」は、1.5リットル4気筒直噴ターボガソリンエンジン「T3」を搭載した「S60 T3 SE」「V60 T3 SE」を新たに導入。152PSのパワーと、エコカー減税対象車となる燃費性能を両立する。トランスミッションは新開発の電子制御式6速ATとされている。

上級モデル「S60 T6 AWD Rデザイン」「V60 T6 AWD Rデザイン」では、従来の3.0リットル直列6気筒ターボに代わり、新開発の2.0リットル4気筒スーパーチャージャー&直噴ターボガソリンエンジン「T6」を搭載。電子制御式8速ATとAWDシステムで306PSのハイパワーを路面に伝える。

クロスオーバーSUV「XC60」には、「T6」エンジンを搭載した「XC60 T6 AWD Rデザイン」を追加導入する。こちらも306PSのパワーに8AT、AWDの組み合わせで力強い走りを実現した。JC08モード燃費は12.3km/リットルを実現している。ヒル・ディセント・コントロール、電動油圧パワーステアリング、自動防眩機能付ドアミラー、プレミアムサウンド・オーディオシステムを標準装備としている。

価格は、「S60 T3 SE」が434万円、「V60 T3 SE」が454万円、「S60 T6 AWD Rデザイン」が614万円、「V60 T6 AWD Rデザイン」が634万円、「XC60 T6 AWD Rデザイン」が719万円など(価格はすべて税込)。