ポルシェ ジャパンは2月1日、水平対向4気筒エンジンを搭載した新世代のミッドシップロードスター「718 ボクスター」「718 ボクスター S」2017年モデルの予約受注を開始する。
新世代のボクスターとなる「718 ボクスター」は、1950~1960年代にタルガ・フローリオやル・マンで優勝を飾ったミッドシップエンジンスポ-ツカー「ポルシェ 718」から続く水平対向4気筒エンジンを搭載する。パワフルかつ低燃費な新開発の水平対向4気筒エンジンの最高出力は、「718 ボクスター」に搭載される排気量2リットルタイプで300PS、「718 ボクスター S」に搭載される排気量2.5リットルタイプは350PSとなる。
この新しいターボエンジンはそれぞれ先代モデルに対して35PSのパワーアップを実現し、同時に燃費を13%向上させている。「718 ボクスター S」では、バリアブルタービンジオメトリー(VTG)を備えたターボチャージャーを使用。VTGはポルシェが世界で唯一、市販車のガソリンエンジンに採用する技術となる。
トランスミッションはそれぞれのモデルに6速MTと7速PDKが用意される。ハンドルも左右が選べるが、左ハンドル車の予約受注については4月1~30日の期間限定となる。価格は、「718 ボクスター」の6速MTが658万円、7速PDKが710万4,000円、「718 ボクスター S」の6速MTが852万円、7速PDKが904万4,000円(すべて税込)。