ボーイングとエアバスはこのほど、2015年(1~12月)の業績を発表。ボーイングは民間航空機部門において762機、エアバスは635機(10社の新規顧客を含む85社)となり、ともに過去最高の引き渡し機数となった。

引き渡し機数ではボーイングが、受注数ではエアバスが上回っている

内訳は、ボーイングでは737が495機、747が18機、767が16機、 777が98機、787が135機で前年比39機増の762機となり、エアバスはA320ファミリーが491機、A330が103機、A380が27機、A350 XWBが14機で、前年比7機増の635機となった。

一方、純受注数(総受注からキャンセルを引いた機数)を見てみると、ボーイングは768機となったが、エアバスは53社から1,036機の純受注数を獲得している。なお、2015年12月時点での受注残は、ボーイングは同社最大の5,795機、エアバスは航空史上最大の6,787機となっている。