デルタ航空はこのほど、早稲田大学の米国留学プログラム「グローバル・リーダーシップ・フェローズ・プログラム」の趣旨に賛同し、選抜された学生に渡航用の航空券を提供することに合意した。

2015年12月21日に実施された締結式の様子

選抜された学生に航空券を提供

同航空では、教育支援をコミュニティ活動の柱の一つとして位置づけ、数々の教育機関や学校を支援している。日本では、フルブライト奨学金やTOMODACHIイニシアチブへのスポンサーとして、日本人学生や社会人の米国留学をサポートしている。

早稲田大学のグローバル・リーダーシップ・フェローズ・プログラム」は、多様な価値観を尊重できる真のグローバル・リーダーの育成を目指し、米国の名門大学と共同運営する留学プログラム。ニューヨークのコロンビア大学、サンフランシスコのカリフォルニア大学バークレー校、シアトルのワシントン大学などが留学先となっている。

このほど2015年度から2年間、選抜された学生に渡航用の航空券を提供することに合意した。同航空が日本の大学の留学プログラムを支援するのは、今回が初めてのことであるという。

同航空日本支社長、森本大(もりもと・まさる)氏は「早稲田大学の『世界を舞台に活躍するリーダーを育てる』という留学プログラムの趣旨に賛同し、提携を決めました」と航空券提供についての理由を語った。「日本で最大の運航規模を持つ米国の航空会社として、将来有望な学生が渡米し、多くの経験を持ち帰れるよう協力したいと思います」とコメントしている。