米映画『ブリッジ・オブ・スパイ』の公開直前イベントが5日、都内で行われ、菊地幸夫弁護士、菊間千乃弁護士、八代英輝弁護士が出席した。

米映画『ブリッジ・オブ・スパイ』の公開直前試写会に出席した菊地幸夫弁護士、菊間千乃弁護士、八代英輝弁護士(左から)

8日に全国公開する本作は、スティーヴン・スピルバーグ監督が手掛けるヒューマンドラマ。冷戦下の1950~60年代、米国人弁護士のジェームズ・ドノヴァン(トム・ハンクス)は、ソ連のスパイと捕虜の同胞を交換する命懸けのミッションに挑む――という実話をもとにしたストーリーとなっている。

国際弁護士として活躍する八代氏は、「『自分もこういう風に生きているかな?』と我が身を振り返る想いで鑑賞しました」と本作に感銘を受けた様子で、国選弁護人の菊地氏も、「法廷シーンで孤軍奮闘する姿が心強く、本当に応援したくなる」と熱心にアピールした。

一方、フジテレビアナウンサーから弁護士に転身後、初めてイベントに登場した菊間氏は、今年の抱負として"強くなる"と宣言。弁護士1年目の失敗エピソードを披露しながら、「自分が落ち込んでたらクライアントを守れない。『大丈夫ですよ』と言いながら頑張るために強くなりたい」と笑顔で意気込んだ。

また、法曹界のみならずメディアでも活躍する3人。日本テレビ系の情報番組『スッキリ!!』に出演する菊地氏、TBS系の情報番組『ひるおび!』に出演する八代氏に挟まれた形の菊間氏は、「楽屋で日本テレビ対TBSの話で盛り上がってて……。『フジテレビも入れてよ!』って思いました」と明かして笑わせる場面もあった。