ロックバンド・X JAPANが30日、東京・渋谷のNHKホールで、『第66回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)のリハーサルを行い、報道陣の取材に応じた。
1997年以来、18年ぶり6回目の出場となるX JAPAN。復活の舞台で、「紅白スペシャルメドレー ~We are X!~」として、解散前の名曲「Forever Love」と再結成後の新曲「BORN TO BE FREE」を披露する。5人はリハーサルから熱いパフォーマンスで圧倒し、亡くなったHIDEさんとTAIJIさんの映像が流れる演出や、大迫力の炎の演出も披露した。
その後の囲み取材で、記者から「お帰りなさい」と声をかけられると、YOSHIKIは「ただいまという感じです」と笑い、「タイムマシーンに乗ってきた感じ。やっと日本に帰って来たという感じ」と18年ぶりの紅白のステージに立った心境を告白。ほかのステージとは違うか聞かれると、隣のToshlに「違うよね?」と同意も求め、「とても光栄です」と語った。
YOSHIKIはまた、過去の紅白について「思い出します。前に出た時はHIDEもいたので」と振り返り、「7人…HIDEもTAIJIも一緒に復活しようというイメージで、未来に向かっていこうという演出になっている」と今年の紅白への熱い思いを説明。激しいパフォーマンスを期待されると、「出禁にならない程度に、限度のある過激なパフォーマンスを。せっかく復活できたので、最後にならないように」と笑った。さらに、先のことはわからないと言いつつ、来年以降も日本での活動も「考えている」と明かした。
今年の紅白のテーマは「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」。総合司会を黒柳徹子と有働由美子アナウンサー、紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦が担当する。出場歌手は紅組26組、白組26組の計52組。昨年は白組が勝利し、通算成績は紅組29勝、白組36勝。
撮影:荒金大介