ファミリーマートは30日、京成電鉄の駅構内のファミリーマート店舗に交通系電子マネー専用「セルフレジ」の導入を順次開始した。これにより、レジの迅速化と利用者の利便性向上を図る。
混雑時のレジ待ち時間を短縮
同サービスは、PASMOやSuicaなどの交通系電子マネー専用セルフレジで、食品、日用品、雑誌、本、新聞などの会計に利用できる(酒、タバコ、POSAカードなど一部商品は利用不可)。1回の会計は1万円未満。商品を登録する前にTカードをスリットに通すことにより、Tポイントを貯めることもできる。
液晶画面を約12インチと小型化することで、駅ナカ店舗やオフィス内など施設の中にある売場面積が限られた店舗でも設置可能となる。ファミリーマートは「駅ナカの店舗は時間帯によって混雑するため、セルフレジを用意することで待ち時間を短縮し、よりスピーディ、より速やかに買い物していただければと考えている」と話している。
まずは京成電鉄の駅ナカ店舗「日暮里駅構内店」「京成八千代台駅構内店」、北総鉄道の「千葉ニュータウン中央駅店」に導入し、今後、京成電鉄沿線の店舗に順次拡大していく。