メトロアドエージェンシーは、東京メトロを週3回以上利用する20~34歳の男女を対象に「若手ビジネスパーソンの仕事に対する意識や取り組み」についての調査を実施した。調査は8月21日~26日にかけて行い、600件の有効回答を得た。

目標とする将来像は「能力や特徴にあった仕事をする」

「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」について尋ねたところ、男性は仕事派、女性で生活派の割合がやや高くなっていた。年代別に見ると、昭和生まれの男性は仕事派が5割を超えている。一方女性は、平成、昭和生まれとも、生活派が4割前後と高かった。

自身の仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に付いて当てはまるもの

「目指す・希望するビジネスパーソンとしての将来の姿」は、どのようなものか尋ねると、「自分の能力に合った仕事や自分の特徴を活かせる仕事をする」(68.8%)、「コツコツと自分がこなせる仕事をする」(67.2%)という回答が多かった。「社長、役員になる」は24.2%、「独立起業」は22.2%だった。

目指す・希望するビジネスパーソンとしての将来の姿

「朝の通勤電車の中で普段どのようなことをして過ごしているか」を聞くと、「メールをする/SNSを見たり、書き込みをする」「音楽を聞く」「趣味や娯楽など興味のある情報をネットで見る」が4割を越えた。一方、「日経新聞や業界の新聞を読む」「資料を読んだりなど、仕事の準備をする」など、朝の通勤電車を仕事やビジネスのために有効活用している人も多かった。

「仕事やビジネス力の向上のために、勤務時間以外でやっていることはあるか」と尋ねたところ、「現在取り組んでいる」は57.0%、「2年以内に取り組んでいる」は69.8%だった。全体の7割が、直近2年以内に何かしらに取り組んでおり、今後についてもその意向は75.5%と強いことがわかった。

仕事やビジネス力の向上のために、勤務時間以外でやっていること

「仕事やビジネス力向上のための普段の情報収集先」を聞いたところ、「インターネットの記事や情報サイト」が58.5%と最も多かった。以下、「ビジネス本(電子書籍含む)」「日経新聞(電子版含む)」が続く。「一般新聞紙」は1割強で、「電車の中吊りやビジョンなどの車内広告」(17.0%)よりも少なかった。

仕事やビジネス力の向上のために、普段何から情報を収集していますか?