リドリー・スコット監督最新作『エイリアン:コヴナント(原題)』が、2017年に日本公開を予定していることが19日、わかった(全米公開は2017年10月6日)。また、この作品が『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』シリーズにつながる作品であることも明らかになった。

『エイリアン:コヴナント(原題)』ロゴ

『エイリアン』(79)で監督を務めたリドリー・スコットは、同シリーズの続編に関わることはなかったが、30年以上の時を経て発表した12年の『プロメテウス』は、『エイリアン』につながる作品か否かさまざまな憶測が飛び交った。そしてこのたび、『エイリアン:コヴナント(原題)』のタイトルと共に、この作品が『エイリアン』の前日譚三部作の第二章となり、『プロメテウス』の続編で、『エイリアン』に直結するストーリーであることが正式に発表された。

本作では、銀河系のはるか彼方の惑星を目指したコロニー船、コヴナント号の乗組員は未知の楽園を発見する。ところが、そこは暗黒の危険な世界。この地のただひとりの住民は、不運なプロメテウス号乗組員の生き残りである"アンドロイド"のデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)だった。

『プロメテウス』が投げかけた謎は本作で解決されるのか、『プロメテウス』でデヴィッドと共に生き残ったエリザベス(ノオミ・ラパス)はどこに行ってしまったのか。また、コヴナント号を派遣するのはどの会社か、コヴナント号のクルーはノストロモ号のクルーと出会うのか、契約や聖約、あるいは盟約と訳される"コヴナント"という副題の真の意味とは、などと早くも世界中で憶測が飛び交っている。