iDA(アイ・ディ・アクセス)はこのほど、「若作りに関する調査」をテーマに実施したインターネットリサーチの結果を発表した。調査は10月8日~9日、全国の30~39歳の女性300名(有職者150名、専業主婦150名)を対象に行われた。

「若く見られたい」女性、54%

「あなたは実年齢と比べて、周囲からどう見られたいですか」

調査によると、「自身のファッションが年相応である」と思っている女性はおよそ7割。では、女性は実年齢に比べて周囲からどう見られたいと思っているのだろうか。訪ねた結果、「年相応に見られたい」という人は41.0%となり、「5歳前後年下に見られたい(43.0%)」「10歳以上年下に見られたい(11.0%)」と、若く見られたいと思っている人は半数以上にのぼった。

ミニスカやカラコンは20代まで……

「このアイテムは、何歳まで許されるか」

次に、いくつかのアイテムを提示し、それぞれ何歳まで許されるか尋ねた結果、特に「ミニスカート(20~29歳/48.7%)」や「ディファインのカラーコンタクト(20~29歳/46.3%)」ではっきりとした結果が現れ、多くの人が20代以下のアイテムと考えていることがわかった。

一方、「巻き髪」は「30歳以上」を足しあげると66.2%が30代以上まで許されると回答。また、「リボンモチーフの小物」では年代にバラつきがみられ、「10代」で22.7%、「70歳以上」でも11.7%という結果に。人によって許容範囲にかなりの差が現れる結果となった。

ちなみに、「若作り」をするファッションについて聞くと、半数が「似合っていればいい(50.7%)」と感じている一方で、3割は「年相応に見えたほうが素敵だ(30.0%)」と回答した。

若作りのポイントは「スキンケア」

「若作りのために気をつけていることはどんなことですか」

最後に、「若作り」のために気をつけていることについて教えてもらったところ、仕事の有無に関わらず、「スキンケア(36.7%)」が1位となった。「若作りをしていない」を除くと、有職者の2位は「体形の維持(32.7%)」だったのに対し、専業主婦の2位は「睡眠時間(32.0%)」という結果に。有職者の人は自由な睡眠時間が取れない分、「体形の維持」などにこだわっているよう。

そのほかの「食事の栄養バランス」「ファッション」「運動量」などにはほとんど差は見られず、仕事の有無と「若作り」のための習慣は、各々の気持ち次第であることが浮き彫りとなった。