川崎重工は26日、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)に、「Ninja ZX-10R ABS」「Ninja ZX-14R ABS」「Z125 PRO」のジャパンプレミア3機種を含む9機種を出展すると発表した。
今回の出展では、カワサキが長年持ち続けてきた走り(RIDE)へのこだわり(IDEOLOGY)を「RIDEOLOGY(ライディオロジー)」と名付け発表。また、コンセプトイメージとして、歴代カワサキ車の魅力を受け継ぐ未来のモデル「Concept SC 01 -Spirit Charger-」のスケッチを展示するほか、モーターサイクルが形づくるライフスタイルの提案として、ライフスタイル誌やファッションブランドとのコラボレーションによるアイテムも展示する。
出展モデルでは、5年振りにモデルチェンジしたスーパースポーツモデル「Ninja ZX-10R ABS」を出品。2015年のスーパーバイク世界選手権で年間タイトルを獲得した同社が、レースで得たノウハウをもとにエンジン、シャーシ、電子制御機能を改良し、市販モデルにおいてもさらなるサーキット性能向上を果たしている。
同じく「Ninjaシリーズ」から、最大排気量モデル「Ninja ZX-14R ABS(High Grade)」を出品。パワフルで扱いやすい1,441cc並列4気筒エンジンと、スリムなモノコックフレームの組み合わせにより、快適でスポーティなライディングを実現したほか、フラッグシップモデルにふさわしいハイグレードな装備も充実している。
また、スーパーネイキッド「Zシリーズ」の最小排気量モデルとして「Z125 PRO」を出品。新設計のエンジンと本格装備のシャーシに加え、前後12インチホイールがもたらす機敏な走りが楽しめるモデルとなっている。外観は、「Zシリーズ」ならではのアグレッシブでスタイリッシュなデザインとした。