歌手の郷ひろみが18日、東京・千代田区の東京国際フォーラムで、全国ツアー「HIROMI GO CONCERT TOUR 2015"THE GOLD"」の最終公演を行った。

全国ツアー「HIROMI GO CONCERT TOUR 2015"THE GOLD"」の最終公演を行った郷ひろみ

5月末にスタートした同ツアーは、この日までに全50公演を実施。1972年のデビュー曲「男の子女の子」から、「2億4千万の瞳~エキゾチック・ジャパン~」、「GOLDFINGER'99」、100枚目のシングルとなった最新曲「100の願い」など、全23曲で集まったファン約5,000人を盛り上げた。

ライブ前、報道陣の取材に応じた郷は、「50ステージやってきて、いつまでも僕に歌って欲しいんだとすごく感じた。これから自分の中で大輪の花を咲かせて、1曲でも多くみなさんに届けていきたい」と感無量。来年2月には、オーケストラと共演する『郷ひろみ SPECIAL CONCERT 2016 by HIROMI GO & ORCHESTRA at Suntory Hall』を開催することも発表し、「ひろみってこんな世界もあったんだと知って頂く機会になれば」と笑顔で意気込んだ。

また、この日、60歳の誕生日を迎えた郷は、「60代は、1番楽しみにしていた年代。光輝かないといけない年代が始まりました。期待、願望、責任が沸々と湧いてきました」と笑顔で心境を。報道陣に"若さ"の秘けつを聞かれると、「あんまり気にしてないんですけど。若くいるためじゃないけど、筋トレは落ち着くからやっています。700~800回とか、30分ノンストップでやったり」と明かし、報道陣からは、「えー!?」と驚きの声が上がっていた。

プライベートでは、昨年6月に双子の男児が生まれたばかりの郷。「今日も腕立てをやってたら、上に乗ってきた。10kgくらいの負荷がかかってました」と父親の顔を覗かせ、「無邪気で何も分かってないから、いるだけで可愛いと思う。孫の年齢だから、余計に可愛いですね」とすっかりメロメロ。生まれたばかりの頃は、「ガッツ石松と温水洋一に似ている」と言っていた郷だが、「今は誰に似てるんだろう? 朝青龍と日馬富士かな?」と照れ隠しのジョークで笑いを誘っていた。