富士重工業は7日、「第44回東京モーターショー2015」(東京ビックサイトで10月30日から一般公開)に世界初公開となる2種類のコンセプトカー「VIZIV FUTURE CONCEPT」「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」をはじめ、10台のモデル(10月28日発表予定の市販モデル4車種を含む)を出展すると発表した。
今回のブーステーマは「New SUBARU Story」。スバルが提供する世界観を5つの大型スクリーンを活用した劇場型ブース「SUBARU Life Theater」にて紹介する。
世界初公開となる「IMPREZA 5-DOOR CONCEPT」は、次期「インプレッサ」のデザインスタディモデルとの位置づけに。2014年5月に発表した中期経営ビジョン「際立とう2020」にて、スバルの新世代モデルの第1弾として位置づける次期「インプレッサ」のデザインをイメージした5ドアスタイルとなっている。
同じく世界初公開の「VIZIV FUTURE CONCEPT」は、自動運転機能などの先進安全技術を搭載し、スバルの将来的なビジョンを具現化したコンセプトモデル。アクティブに出かけたくなるデザイン・パッケージに加え、アイサイトを進化させた先にある自動運転技術や、ダウンサイジングターボとハイブリッドシステムを組み合わせたパワーユニットの採用など、「スバルらしい安心で愉しいドライビングを実現する次世代技術」を提案する。
その他、「WRX S4」「レガシィ B4」に特別仕様を施し、上質で豊かな室内空間を提供する「スポルヴィータ(SporVita)シリーズ」、「WRX STI」をベースとしたSTIコンプリートカー「S207」、10月6日に先行公開された「フォレスター」「XV」の大幅改良モデルなどの車両を出展する。