森ビルは11月7日~12月25日、六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」(東京都港区)にて「星空のイルミネーション」を開催する。
同社によると、イルミネーションは、まだ電気のない時代に森の中に輝く夜空の星に感動した人々が、モミの木の周りにロウソクを飾って星を再現しようとしたことが起源だという。
今回開催する「星空のイルミネーション」では、プラネタリウムやプロジェクションマッピングを用いてイルミネーションの起源となった"輝く星"を再現。さらに「夜景」も合わせて楽しめるプログラムを用意するという。
期間中、会場には「銀河の散歩道」が登場。道の中では輝く星が360度広がっており、まるで天の川を歩いているような感覚になるという。投影する星の光には、天の川銀河の1億個近くの星のデータを使用しているとのこと。
さらに、有料(追加500円・子供は300円)のプラネタリウムエリアでは、天の川の微細な星の光も投影可能なプラネタリウム「MEGASTAR」を使用した「星空のイルミネーション by MEGASTAR」を実施。星座の向こうに夜景を見ることができる「星空ののぞき窓」も登場する。他にも、夜空に浮かぶ星をスマートフォンで操作できるプロジェクションマッピングの登場も予定している。
また、森タワー屋上スカイデッキでは、毎月第4金曜日に開催している「六本木天文クラブ 星空観察会」をイベント期間中の毎週土曜日に特別開催。天文の専門家の説明を聞きながら望遠鏡を使って冬の星空を楽しめる。開催時間は19時~21時。そのほかにも、12月14日(19時~22時)には特別イベント「ふたご座流星群観察会」も実施する。
なお、期間中の六本木ヒルズ展望台 東京シティビューの営業時間は、52F屋内展望フロアが10時~23時(最終入館22時30分)、金・土曜日および休前日と12月23日~24日は~25時(最終入館24時)となる。屋上スカイデッキの営業時間は11時~21時(最終入場20時30分、荒天時はクローズ)。
なお、展望台の入場料は一般1,800円、65歳以上1,500円、高校・大学生1,200円、4歳~中学生600円となる。
※価格はすべて税込