スポンジとファスナー付きの保存袋があれば、簡単に保冷剤を作ることができます。用意するものはすべて100円ショップで入手可能。クーラーボックスの保冷などに重宝する、ちょっとしたライフハック技を紹介します。

まだまだ日中の気温は20度超え……お弁当の保冷に最適かも

お弁当の傷みを防止するためにお出かけの際に保冷剤を活用する人は多いと思います。でも、帰るころには保冷剤が溶けてしまい、あとはかさばって重たい荷物になるだけですよね。

そこでオススメしたいのが、スポンジを使った即席保冷剤。用意するものは、適度な大きさのファスナー付き保存袋とスポンジです。

ここでは、縦横26cm程度のファスナー付き保存袋と、縦8cm×横11cm×高さ4cm のスポンジを4つ (5つ入りで税込み108円) 用意しました。

できるだけ水を吸わせて保存袋で冷凍するだけ

スポンジに吸わせる水の量は、何度か試して適度な分量を決めます。

スポンジを保冷剤にすることのメリットは、水を吸収した状態で凍結させることができることと、溶け出た水を吸収してくれることです。

使用後は、溶けた水を捨ててスポンジを絞ってしまえば、軽い保存袋とスポンジだけになります。完全に溶けていない場合でも、スポンジの弾力が完全に損なわれることはないので、氷枕や氷のうの代わりにすることもできそうです。

ちなみに、ここでの実験終了後に溶けた水の量を調べたところ、800~900ccとなっていました。

スポンジを使って、溶けてもかさばらない即席の保冷剤を作る方法

執筆:Ulasam
手工芸、民族音楽を愛するギャラリー&ショップ店主。「モットーは創意工夫」ということで、日夜、DIYやハンドメイドの情報収集と実践に明け暮れる日々。実は調理師の資格も持ち、料理の腕前もかなりのもの。

本稿の内容を実行したことによる損害や障害などのトラブルについて、執筆者および編集部は責任を負うことができません。記載内容を行う場合は、その有効性、安全性など十分に考慮いただくようお願い致します。記載内容は記事掲載日時点の法令や情報に基づいたものです。また紹介されている商品やサービスは、すでに提供が終了していることもあるほか、入手先など記事に掲載されている情報のみとなり、お問い合わせに応じることができません。記載内容を参考にしていただき、ご自身の暮らしにお役立ていただけますと幸いです。