八ツ橋は好きですか?

京都に行って迷うのがお土産選び。京ばあむ、茶の菓、阿闍梨餅など人気土産は色々あるが、やっぱり外せないのは定番の「八ツ橋」ではないだろうか。ところでこの八ツ橋、地元の人たちはどれくらい好きなのだろうか。今回は、京都府出身・在住のマイナビニュース会員93名に「八ツ橋は好きですか?」と質問してみた。

Q.八ツ橋は好きですか?
好き 74.2%
好きではない 25.8%

Q.その理由を教えてください

■生地の食感が好き
・「独特の食感が好き」(25歳男性 / 建設・土木 / 技術職)
・「他ではあまり食べられない食感だから」(32歳男性 / 小売店 / 事務系専門職)
・「見た目がかわいらしく、もちもちしていておいしいから」(24歳女性 / 金融・証券 / 営業職)
・「サクサクとしていたのも、生のも好きだから」(30歳男性 / 運輸・倉庫 / 技術職)
・「あんこが入っているのも好きだけど、何も入ってない生八ツ橋の柔らかい生地がおいしいから」(32歳女性 / ホテル・旅行・アミューズメント / 販売職・サービス系)

■お茶に合う
・「お茶請けにちょうど良い」(50歳以上男性 / 建設・土木 / 技術職)
・「食感が特徴的でお茶に合うから」(26歳男性 / 農林・水産 / 技術職)
・「生八ツ橋はお茶と合う」(50歳以上男性 / 情報・IT / 技術職)
・「八ツ橋は好き、生八ツ橋は嫌い、観光向けでない素朴な味がお茶に合う」(23歳女性 / 金属・鉄鋼・化学 / 秘書・アシスタント職)

■独特の香りが好き
・「シナモンの香りが好きだから、京都のおみやげは八ツ橋が良い」(24歳女性 / 食品・飲料 / 専門職)
・「ニッキの香りが独特でおいしいから」(37歳女性 / 商社・卸 / 事務系専門職)
・「ニッキが好き」(29歳男性 / 小売店 / 事務系専門職)

■「生」のほうが好き
・「生八ツ橋が好き」(28歳女性 / 食品・飲料 / 技術職)
・「生の皮のみが最高、店本来の味がわかるため」(32歳男性 / 商社・卸 / 専門職)
・「生の方が好き」(30歳女性 / ホテル・旅行・アミューズメント / 販売職・サービス系)

■その他
・「京都らしい味だから」(33歳女性 / 金属・鉄鋼・化学 / 技術職)
・「生よりニッキ味の八ツ橋の方が好き」(22歳女性 / 団体・公益法人・官公庁 / 事務系専門職)
・「あんこと皮があう」(33歳男性 / 農林・水産 / 販売職・サービス系)
・「お土産というよりは、自分用に買って食べたいおいしいお菓子という感じ」(23歳女性 / 情報・IT / 技術職)

■八ツ橋が好きではない
・「ニッキがダメ」(27歳男性 / 建設・土木 / 事務系専門職)
・「すぐ食べ飽きるから」(23歳男性 / 警備・メンテナンス / 営業職)
・「皮がちょっと苦手」(31歳女性 / 金融・証券 / 営業職)
・「食感がいまいち」(25歳女性 / 小売店 / 事務系専門職)
・「においがあまり得意でない」(25歳男性 / 電機 / 技術職)
・「わざわざ食べたいとは思わない、そんなにおいしいとは思わない」(25歳男性 / 学校・教育関連 / 専門職)

■総評
京都府出身・在住の93人中、「八ツ橋が好き」と答えたのは69人(74.2%)だった。生地を焼き上げた「八ツ橋」(堅焼き八ツ橋)よりも「生八ツ橋」の人気が高く、「もっちりした生八ツ橋は本当においしい」「やわらかいお餅が好き」といったコメントが多く寄せられた。八ツ橋の最大の魅力は、このもっちりとした生地の食感にあるようだ。

また、最近ではゴマ、抹茶、チョコレートなどさまざまな種類の生八ツ橋があるが、「さつまいもや栗の餡のものがおいしかった」という声も。「季節によっていろいろなフレーバーがある」というコメントも見られたが、種類の豊富さも魅力のひとつとなっているようだ。

一方、「好きではない」と答えた25.8%の回答を見ていくと、八ツ橋特有の「ニッキの香りが苦手」という人が多いよう。また、生地の食感も「生っぽいのが嫌だ」とのことだった。

「日々進化を遂げおいしさが追求されている」という意見もみられた今回のアンケート。京都を代表する和菓子「八ツ橋」は、伝統を守りながらも日々進化し、観光客だけでなく地元の人々の心も捉えているようだ。

調査時期: 2015年7月24日~2015年8月4日
調査対象: マイナビニュース会員(京都府出身・在住者限定)
調査数: 93名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※画像と本文は関係ありません。当記事で掲載している意見はあくまで個人的なものであり、県民性や地域性には個人差があります