日本でのサービスを開始した、世界最大の映像配信ネットワーク「Netflix」が1日、東京・六本木のグランドハイアット東京で鏡開きを行い、来日したNetflix創業者のリード・ヘイスティングスCEOや、Netflixオリジナルドラマに出演する女優陣などが出席した。

左から Netflix日本法人大崎貴之副社長、同社グレッグ・ピーターズ社長、ウゾ・アドゥバ、ペ・ドゥナ、ラヴァーン・コックス、Netflixリード・ヘイスティングスCEO

ドラマ『センス8』に出演するペ・ドゥナは、サービス開始にあたり「ドラマを撮影した者として、うれしく思っています」とあいさつ。『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』に出演するラヴァーン・コックスは「世界中の視聴者が夢中になっている。日本の皆さんにも、同じように夢中になってくれれば」と話し、同作に出演するウゾ・アドゥバは「ようやく日本の皆さんにもお見せできて、本当にうれしく思います」と喜びを語った。

この会では、Netflix首脳陣が取材に応じ、リードCEOは、来年のコンテンツ調達予算に、50億ドル(約6000億円)をかける方針を明らかにした。また、日本法人のグレッグ・ピーターズ社長は、目玉コンテンツとなるピース・又吉直樹原作の『火花』について、フジテレビが制作するリアリティ・ショー『テラスハウス』や、ドラマ『アンダーウェア』よりも「Netflixだけで見られる期間は、長くなる」と、独占配信期間の見通しを語った。