TSトーキョーが運営するトーキョー女子映画部は31日、女性の価値観に関する調査結果を発表した。それによると、現代の女性は人間関係やお金を重視する現実的な価値観を持つ人が多いことがわかった。

恋愛より出世を優先

同調査は、海外TVドラマ『デビアスなメイドたち』『ミストレス~溺れる女たち~』のDVD(デジタル同時配信)が2015年9月2日に発売されるのを機に行われたもの。有効回答は10代以上の女性241人。

まず、一番の優先事項を尋ねたところ、「人間関係」が最も多く40.3%。以下、「お金」が22.8%、「出世・ステータス」が14.9%、「恋愛」が13.7%と続いた。

今のあなたにとって、一番の優先事項は?

究極の選択として、「愛があるけど裕福とは言えない結婚」と「お金はあるけど愛は足りない結婚」のどちらを選ぶかと聞くと、「愛があるけど裕福とは言えない結婚」は52.7%、「お金はあるけど愛は足りない結婚」は47.3%と、ほぼ拮抗する結果となった。

「愛があるけど裕福とは言えない結婚」を選んだ理由としては、「お金があっても必ずしも幸せにはなれないと思う」(20代前半)、「お金は稼げるが、愛は相手との兼ね合い」(20代前半)といった声が寄せられた。

一方、「お金はあるけど愛は足りない結婚」を選んだ理由としては、「現実問題、お金がないと愛もなくなると思うから」(20代前半)、「自分独りが貧しいのは耐えられますが、もし子供ができたら、子供にお金のことで辛い思いは絶対にさせたくないから」などの意見が見られた。