お笑い芸人の出川哲朗が、23日に放送されたTBS系バラエティ番組『あけるなキケン』(毎週日曜25:20~)にゲスト出演し、リアクション芸に目覚めたきっかけを明かした。
ダチョウ倶楽部と共にリアクション芸人の"レジェンド"と称されている出川。その芸風の起源は、かつてウッチャンナンチャンとプライベートで行った後楽園遊園地にあった。そこのジェットコースターに乗っている最中、恐怖のあまり思わず「すみません! 一人降ります!」と言ってしまい、それを面白がったウッチャンナンチャンが「罰ゲームに乗らせてみよう」と思いついた。
その後、ウッチャンナンチャンの『SHA.LA.LA.』とダウンタウンの『ガキの使いやあらへんで!!』で合同特番を行うことになり、そこで出川は罰ゲームでジェットコースターに乗らされる。「怖がっているだけなのにみんな何で笑ってるんだろう」と出川にとっては予想外に笑いが取れる結果だった。
ダウンタウンの松本人志はそこで「なんや、この子おもろいな」と出川の存在に興味を示し、ウッチャンナンチャンに「今度貸してや」とオファー。当時の出川にとって松本は「神様のような存在」だったことから「俺の方向性ってこっちなのかな」と予感し、リアクション芸人として歩みはじめたという。