舞台『虹とマーブル』の公開舞台稽古が21日、東京・世田谷パブリックシアターで行われ、キャストの小出恵介、黒島結菜、木村了、小松和重、ともさかりえが会見を行った。

舞台『虹とマーブル』の公開舞台稽古を行った小松和重、ともさかりえ、小出恵介、黒島結菜、木村了(左から)

小出の弟役を演じている木村は、一部週刊誌で女優・奥菜恵との結婚が報じられたばかり。会見最後に、報道陣から声を掛けられると、「時間をかけて、幸せにしていきたい」と笑顔で奥菜との交際を認め、結婚についても「将来的に」と前向きに考えていることを明かした。

倉持裕が脚本・演出を手掛けた本作は、1960~80年代の日本を舞台に、社会の底辺から成り上がっていく男の人生を描く。役づくりにおいて、故・石原裕次郎を意識したという主演の小出は、「1ヶ月間、稽古をしてきたので楽しみにしてます」とあいさつしつつ、「女性を振り回すところは、身に覚えがある。『こんなセリフ言われたことあったな』と、自分と交錯した」と役との共通点を明かして笑いを誘った。

また、ヒロイン役の黒島は、本作が自身初の舞台主演。「分からないことが多く、基本的なことから教わりました。みなさんと一緒の初舞台で良かった」と笑顔を見せた黒島は、「緊張します。楽しんでお芝居ができたら」と意気込みを。その落ち着いた様子に、小出から、「緊張はウソ! すごくたくましくて、肝がすわってる」と声が飛び、ともさかも、「黒ちゃんは、本当に堂々としてる」と微笑んでいた。舞台『虹とマーブル』は、8月22日より東京・世田谷パブリックシアターを皮切りに全国8都市で公演。