木造注文住宅を手がけるアキュラホームは8月7日から9月30日までの期間中、「井戸のある家」を限定発売する。

「井戸のある家」を限定発売

災害時の水資源確保や、夏の暑さ対策として活躍

「井戸のある家」は、同社がベース商品として提供している「住みごこちのいい家」に、災害時などに活躍する井戸をセットにして販売する住宅。

これまで同社では、井戸の設置をオプションとして販売してきたが、今回は、井戸の設置が標準プランとして組み込まれた住宅を発売する。井戸の設置に関しては、施工・設置までを組み入れたプランのほかに、施主自らが手掘りで施工することもできる2プランを用意している。

井戸にはさまざまな活用法があり、災害時に断水が起きた際に水資源を確保するために役立つ。また、日常生活における庭の植栽への水やり、夏の暑い日の打ち水などに利用することが可能となり、水道水の節水により水道代の節約にも寄与する。延床面積97.70m2の場合、本体価格1,530万円(税込)~となる。

近年、大雨による土砂崩れや相次ぐ火山の噴火などの災害が頻繁に起きており、国内各地での巨大地震も予想されているなか、災害時の避難生活にもっとも多くの人々がストレスを抱えるのは、断水と言われているという。同社は以前より災害時の非常用水を確保する目的で井戸を推奨してきたが、今回はより多くのユーザーが井戸を利用できるよう、「井戸のある家」を提供していく、としている。