お笑いコンビ・ピースの綾部祐二が、9月28日スタートの東海テレビ・フジテレビ系昼ドラ『別れたら好きな人』(毎週月曜~金曜13:25~13:55)で、昼ドラ初出演にして主演を務めることが6日、明らかになった。
綾部演じる主人公は、東京近郊で飲食チェーンを展開する会社に勤める木原二郎。ある日会社が外資の投資ファンドに売却され、新たに上司としてやってきた、白石美帆演じる元妻の根岸咲と、仕事上で再び向き合うことになる姿を、伴一彦の脚本で描く。
綾部は、今回の抜てきに「こんな幸運に恵まれたのもきっと又吉(直樹)先生のおかげですよね? 又吉大先生、ありがとうございます」と、ここでも芥川賞を受賞した相方を引き合いに出して喜びのコメント。
その又吉は「(綾部は)日頃から『夢はハリウッド』と言っていましたが、昼ドラの主演になるとは思いもしませんでした」と驚きの様子。「放送は、部屋を暗くして集中して見たいと思います」と楽しみにしながらも「相方としてもうれしいですが、また天狗と呼ばれないことを祈ります」と、心配を込めてエールを送った。
共演の白石は、綾部について「男らしく頼れるところと、少年のような無邪気さを併せ持つ方」と印象を述べた上で、「魅力的な共演者の皆さまと、楽しい作品を生み出せそうな予感がします」と期待を語っている。