女優の真野恵里菜らが3日、都内で行われた映画『みんな!エスパーだよ!』(9月4日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。
本作は、漫画家・若杉公徳の同名漫画を原作に、2013年4月よりテレビ東京で連続ドラマ化された『みんな!エスパーだよ!』の劇場版。映画では、主人公・鴨川嘉郎らエスパーたちが能力に目覚めた理由が明らかになるとともに、チームエスパーが迫りくる世界危機に立ち向かう姿が妄想混じりで描かれる。
この日は本作でメガホンを取った園子温監督のほか、登壇した主要キャスト(染谷将太、真野恵里菜、池田エライザ、マキタスポーツ、深水元基、柾木玲弥、高橋メアリージュン、神楽坂恵)は全員が劇中衣装という気合の入れよう。テレビシリーズから浅見紗英役で出演している真野も、「連ドラからついに映画まで出来ました。この格好でみんなと一緒に皆さんの前に立てていることがとても幸せです」と感慨深げにあいさつした。
また、撮影で「ギリギリまで頑張ったこと」については、「エスパーでは注目の1つというか…パンチラですかね」とシリーズでおなじみの演出を恥ずかしそうに挙げ、「この作品は男子目線でのストーリー」と説明。「下ネタで盛り上がっている男子に対してちょっと拒否反応があったというか」と連ドラ当初の心境を告白し、撮影を通して「スカートがめくれてそこにカメラが行くのは男子の視線なんだろうな」「男子の青春ってこれなのかな。心に余裕が持てるようになったというか、それが健全なんだなって」と受けとめ方が変わったという。しかし、司会者から「器が大きいですね」と褒められると、「そう思わないとできないんですよ!」と思わず本音を吐露していた。