パナソニックはこのほど、「男性の美容意識」に関する調査結果を発表した。調査は6月24日~25日、1都3県在住の40~60代の有識男性300名(各年代100名)を対象に、インターネットで行われた。
男性の美容意識は、10年前よりも高い傾向に
調査ではまず、「10年前と比べて、世間一般的に男性の美容意識が高まっていると思いますか?」と尋ねたところ、81%が「そう思う」と回答。
続いて、自分自身が美容に興味・関心があるかどうか聞いた結果、「ある」と回答した人は、40代は約半数(48%)にのぼった。また、今の50~60代に対して、「40代の頃に美容への興味・関心がありましたか?」と聞くと、「興味・関心があった」と回答したのは50代(10年前の40代)で36%、60代(20年前の40代)で33%という結果に。前述の結果と比較すると、現代では「美容に興味・関心がある」40代男性の割合が、10年前と比べて3割近くも増加していることが明らかとなった。
40代男性は「若々しく」「かっこよく」年齢を重ねたい
次に、40代以上の男性たちが描いている理想的な年齢の重ね方について調べたところ、「周囲から、いつまでも若々しいと思われるように年齢を重ねたい」(48%)、「周囲から、かっこいいと思われるように年齢を重ねたい」(44%)と回答した人が多く、「周囲から、年相応に見られるように年齢を重ねたい」と答えた男性は12%にとどまった。「年相応」であるよりも、「若々しさ」や「かっこよさ」を望んでいる男性が多いことがわかった。
また、「最も"かっこいい"と言われたい相手」を問う質問では、全体では「パートナー(妻・彼女)」(31%)が最多だったが、40代のみでは、「職場の女性」(34%)が「パートナー(妻・彼女)」(32%)を僅差ながら上回る結果に。40代男性にとっては、パートナーよりも職場の女性からの反応が、美容へのモチベーションになっていることがうかがえた。
男性が最も力を入れている美容は「ヒゲのケア」
次に、「美容・身だしなみ家電を持っているか」と尋ねたところ、76%が「持っている」と回答。最も多かった美容・身だしなみ家電は「メンズシェーバー」(93%)だった。また、実際に「美容において最も力を入れているケア」を問う質問でも、「ヒゲのケア」(33%)は、「頭皮のケア」(29%)や「ヘアケア」(18%)を抑えて1位となった。