お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、16日深夜放送に放送されたニッポン放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~27:00)で、小説『火花』で芥川賞を受賞したピースの又吉直樹を祝福。さらに、「もう書かんほうがええ!」とアドバイスを送った。

又吉直樹(左)の芥川賞受賞を祝福した岡村隆史(右)

岡村は「われらが又吉が芥川賞受賞。どえらいことですよね。松本清張さんとか石原慎太郎さんとかと並んだということ」と興奮気味に切り出し、「僕はノミネートされても無理ちゃうかと言っていたんですけど、それがどっこい。ほんまにすごい!」と祝福した。

そして、お笑い芸人でありながら違うジャンルで成功した又吉を「パイオニア」と表現。又吉の出身校である北陽高校は「昔は頭は悪かった」と言い、「そんな中でも、又吉はすごい本を読んで、いろんなことを吸収しながら今に至るんでしょう」と努力をたたえた。

続けて、「もう又吉、書かんほうがええで!」と意外すぎる発言。「逆にハードルが上がってしまって、何やってもパート2はおもしろないって言われる。これでスパッと本書きやめた方がええんちゃうかなと思う」とアドバイスを送った。

さらに、「今のお笑い界、お笑いだけでなくプラスαの何かを持ってないと。大至急何か見つけないと」と自分を奮い立たせた岡村は、「芥川賞ですよ。そんなんとられたら、今後、賞は一切辞退します」と宣言。「何の賞も勝てない」と言い、例外として「ニッポン放送の話題賞だけは狙っていこうと思います」と語った。