歌手の青野紗穂が8日、ミニアルバム『INTRODUCTION』をリリースし、配信デビューを果たした。

ミニアルバム『INTRODUCTION』で配信デビューした青野紗穂

同アルバムは、ミュージック・ビデオ(以下MV)が公開されている「Once in a Lifetime」を含め、いずれもスタンダードな都会的ポップスを追求した全5曲を収録。17歳の現役女子高生シンガーの配信デビュー作となり、早くもiTunesのR&Bアルバムチャートで5位を記録している。プロデューサーには、安室奈美恵や三浦大知らを手掛けたことでも知られるNao'ymtや少女時代、倖田來未と組んできたカミカオルといった面々が名を連ねた。

青野は、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーなどを輩出してきたニューヨークの超名門クラブ、アポロ・シアターの「アマチュアナイト」キッズ部門に14歳で出場。その貫禄と度胸で、ホイットニー・ヒューストンの「I Have Nothing」を披露し、優勝を果たした。現在はフジテレビ系『水曜歌謡祭』(毎週水曜19:57～20:54ほか)で水曜シンガーズに選らばれており、その歌唱力が話題になっている。

なお、YouTube上では、MVだけでなく、アポロ・シアターでのパフォーマンスと優勝の瞬間を捉えたビデオも公開中。再生数は200万回を超え、全身を揺らして熱唱する姿や優勝を告げられた際の驚きに満ちた表情が収められている。