映画史上最小、身長1.5cmのヒーローが主人公のマーベル映画『アントマン』(9月19日公開)の日本版予告が26日、公開された。

ポール・ラッド演じる主人公スコット

本作の主人公は、仕事も家族も失った崖っぷち男スコット・ラング。別れた妻と暮らす娘の良き父親でありたいと願うが、養育費が払えないせいで娘と会うことすら禁じられてしまう。そんなスコットは、謎の男ハンク・ピムにスカウトされ、身長わずか1.5cmになれるスーツを着て最小ヒーロー"アントマン"になることを決意。アリサイズになった男は、人生をやり直すセカンド・チャンスをかけた戦いに挑む。

スコットを演じるのは、『40歳の童貞男』や『ウォールフラワー』などコメディ映画を中心に活躍しているポール・ラッド。エグゼクティブ・プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムは「彼はロバート・ダウニーJr.やクリス・プラットのようなユーモア・センスを持ち合わせている人物で、私がこれまで会った人の中で最も可笑しい人のひとり」と語る。撮影では、より面白くエキサイティングなシーンにしようと、ポール自らアイデアを出したという。

本作では、新感覚のアクションシーンも見どころ。"1.5cm"になったアントマンが風呂場で水に襲われるシーンや、アタッシュケースの中で繰り広げられる闘い、また迫りくるおもちゃの汽車など、迫力がありながらも笑えるユニークなシーンで観客を魅了する。

スコット役のポール・ラッドのほか、スコットを導く謎の男ハンク・ピム役はマイケル・ダグラス、ピムの娘ホープ役は『リアル・スティール』『ホビット』シリーズのエヴァンジェリン・リリーをキャスティング。監督は『イエスマン“YES”は人生のパスワード』のペイトン・リードが務める。

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