JTBグループのJTB国内旅行企画は26日から、特別な「トワイライトエクスプレス」(団体臨時列車)に乗車できる旅行商品を販売開始する。

特別な「トワイライトエクスプレス」乗車ツアーパンフレット表紙イメージ

同社が発売するツアーでは、特別な「トワイライトエクスプレス」が大阪~下関間を山陽・山陰本線経由で運行。世界文化遺産候補地である萩の観光が楽しめるように、東萩駅に3~4時間停車する。客車は人気の高い「スイート」「ロイヤル」のみで編成され、食事も関西で有名な職人の作るパンや、有名パティシエのデザートなどが提供される予定だ。

個人旅行志向の高まりにも配慮し、東京駅発着の旅行商品において、列車を下車した後にグループごとにタクシーで観光するコースや、観光はせずに列車の旅を楽しみたい人に向けたコースなども設定される。名古屋発着の旅行商品では、門司港散策やショッピングのできるコース、瑠璃光寺や錦帯橋、宮島・厳島神社参拝、倉敷美観地区といった名所旧跡の周遊観光も可能なコースなどが用意される。

旅行代金はコースによって異なり、東京駅発着の往路乗車3泊4日コースが30万円から、名古屋駅発着の往路乗車3泊4日コースが35万8,000円から、復路乗車の東京駅発着3泊4日コースが50~75万円などとなっている。

なお、今後は大阪駅発着で特別な「トワイライトエクスプレス」に乗車し、由布院温泉に宿泊する3日間コースを9月12・13日出発限定で企画、7月10日に発売予定とのこと。