最近の日本の話題は、「インフレ」と「低金利」。今後はどのように付き合っていくのがよいのでしょうか。

今回のポイント

  1. 今、預貯金や債券では、インフレ対策には不十分といえそう。

  2. これからは、インフレに強いといわれる株式の出番かも!

  3. でも、株式は怖い。そんなときには、株式も投資対象としているバランスファンドに投資することも考えてみよう。

今、日本で起きていること

現在、日本政府・日銀は2%の物価上昇(インフレ)を目指しています。

実際に物価が2%上昇すると、現在100万円の車は1年後には102万円出さないと買えなくなります。インフレになると、今まで買えたものが同じ金額では買えなくなってしまいます。つまり、お金の価値が実質的に減ってしまうのがインフレです。

株式の力を借りてインフレに対抗!

そこで、今後はインフレに強いといわれる株式の出番。…といっても、株式は怖い。

そんなときには、株式を含めた複数の資産に分散投資するバランスファンドを考えてみる余地がありそうです。

日本の物価上昇率目標と個人向け国債の利回り・預金金利(2015年5月末現在)

預金金利:預金額1,000万円以上・預入期間1年、個人向け国債:変動10年(第61回債、発行日:2015年5月15日)(出所:財務省、日本銀行のデータを使用しピクテ投信投資顧問作成)

●ピクテ投信投資顧問が提供する、「「欲張らない投資」のススメ」からの転載です。