三菱地所とラブテリはこのほど、20~30代の女性就業者749名を対象に実施した健康測定や、生活習慣に関する調査結果を明らかにした。調査時期は2014年8月~2015年3月。

Will Conscious Marunouchiの「パワフル和食の朝ごはんプレート」(540円/税込) 朝食摂取の促進サポートの一環として販売している

両社は、約23万人が働くオフィス街・丸の内を通じて、女性の未来と健康を支援する「Will(ウィル) Conscious(コンシャス) Marunouchi(マルノウチ)」プロジェクトを実施している。その一環として、2014年9月から毎月第4金曜日に「まるのうち保健室」を開催。今回の調査は、「まるのうち保健室」の参加者749名を対象に行った。

参加者を体形別に分類したところ「肥満:標準:痩せ=1:6:4」という比率になった。さらに、体重と身長の関係から算出するヒトの肥満度「BMI」もチェックした。

BMIは、「国民健康・栄養調査」では18.5未満を「痩せ型」としているが、"妊娠適正 BMI"は、19~23であるという米ハーバード大学の研究報告がある。今回はBMI19未満を「痩せ型」としたところ、28%の女性が該当した。

BMIは、月経や排卵に深い関係があると知っているか尋ねたところ、認知率は44%だった。痩せ過ぎも太り過ぎも一般的な健康リスクに加え、婦人科リスクも増加する。今回の結果を受けてBMIや体脂肪を理想ゾーンにもっていきたいか聞くと、87%が「はい」と回答した。

BMIが、月経や排卵に深い関係もあることを知っていますか?

まるのうち保健室を受けたあとに、BMIや体脂肪を理想ゾーンにもっていこうと意色し始めましたか

参加者の1日の平均摂取エネルギーについて調べたところ、1,479kcalだった。同世代女性に必要なエネルギーは1日2,000kcalであるが、それに及ばないだけではなく、「平成25年度国民・健康栄養調査」の平均摂取エネルギー(1,628kcal)も下回っている。

エネルギー摂取不足の主な原因について調べると、朝食の欠食であることがわかった。就業時間が長引くほど、アルコールや油物の摂取量が増え、翌朝の朝食欠食率が高まる傾向にある。朝食欠食率は全国平均の19.5%を大きく上回る36%だった。

就業時間と摂取エネルギーについて調べたところ、模範就業時間である41~60時間(1週間あたりの平均)を超えると就業時間に反比例し、エネルギー摂取量が低下することがわかった。特に101時間以上の層では、「体形を気にして深夜の夕食を抜く・減らす」「遅い時間に食べた影響で、翌朝に朝食を食べられない」という声が多かった。

就業時間(1週間あたりの平均)と摂取エネルギーの関係

また、摂取エネルギー量低下と比例して、鉄・カルシウム・亜鉛・食物繊維などの摂取量が低下している。逆にアルコールと油が増える傾向にあることも明らかとなった。

出典: 「Will Conscious Marunouchi「まるのうち保健室」調査」

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