マネーフォワードは3日、20・30代の女性を対象に実施した結婚相手に求めるお金事情に関する調査結果を発表した。それによると、高年収の男性より、年収は低くても貯金ができる安定感のある男性のほうが人気が高いことがわかった。
同調査は、2015年3月20~22日にインターネット上で行われ、20・30代の女性208人から有効回答を得た。
結婚相手はどんな年収と貯金のバランスの男性がいいかと尋ねたところ、過半数の56.3%が「年収500万円、貯金500万円」と回答。理由としては、「金銭感覚が自分とかけ離れておらず、しっかりしているほうがいい」「年収よりもどんな生活をしているかが重要」など、貯蓄ができていることに対する安心感を挙げる人が多かった。
一方、「年収700万円、貯金300万円」と答えた女性は33.2%。また、「年収300万円、貯金700万円」(7.2%)と「年収1,000万円、貯金0円」(3.4%)では、前者のほうが人気が高かった。
お金の管理ができている男性とできていない男性、結婚するならどちらがいいかと聞くと、全員が「できている男性」と回答し、うち64.4%が「きっちり」より「ゆるーく」できているほうがいいと答えた。反対に「あまりできていない男性」への支持率は0%だった。
結婚後の家計の管理については、67.3%が「自分が家計を管理し、夫はお小遣い制」がいいと回答した。