オリコン・モニターリサーチは5月27日、「お酒に関する意識調査」の調査結果を発表した。調査は5月1日~8日、20代~30代の男女600人を対象にインターネット上で行われた。

「居酒屋などに行った際、最初に飲む飲み物」

「居酒屋などに行った際、最初に飲む飲み物」を聞いたところ、「ビール」と回答したのは50.8%だった。一昔前当たり前だった「とりあえずビール」が、今では約半数まで減少している。

最初に限らず、居酒屋などでビールを飲むかという質問に対しては、「いつも飲む」が31.7%、「どちらかというと飲むことが多い」22.0%だった。「あまり飲まない」は16.5%、「飲まない」は29.8%となっている。飲まない、あまり飲まないと答えた人にその理由を聞くと、飛び抜けて多かったのが「味が好きではない」(68.7%)、「苦い」(60.1%)だった。

「居酒屋などに行った際、ビールを飲むか」

「居酒屋などに行った際、ビールを飲まない理由」

ビールを飲まない人に「居酒屋などに行った際、ビール以外で飲むことが多い飲み物」を質問すると、最も多かった回答は「酎ハイ・サワー」(51.4%)、次いで「カクテル」(48.2%)、「梅酒」(34.2%)、「果実酒」(32.0%)と続いた。「いずれも甘くて、飲みやすいお酒が来ており、ビール好きとは対極とも言える好みが伺える」と調査は分析している。

「居酒屋などに行った際、ビール以外で飲むことが多い飲み物」

さらに、「飲んでも良い『理想とするビール』」を聞いたところ、「苦くない」(45.3%)、「甘い・フルーティー」(34.5%)、「軽い飲み心地」(26.6%)が上位を占める結果となった。

「飲んでも良い『理想とするビール』」

苦くなく甘くて飲みやすいという「フレーバービール」を飲んだことがある人は、24.8%だった。飲んだ感想としては、そのうち68.4%の人が「好き」「まあまあ好き」と回答した。

「フレーバービールを飲んだことがあるか」

「フレーバービールは好きか」

「今後、飲食店に行った際にフレーバービールを飲んでみたいか」の質問には、「飲んでみたいと思う」「飲みたい」が過半数に達した。「飲みたい」と回答した人を対象に、「おいしそうだと思うフレーバービールのフレーバー」を尋ねると、「レモン」(68.5%)が圧倒的に人気だった。

「今後、飲食店に行った際にフレーバービールを飲んでみたい」

「おいしそうだと思うフレーバービールのフレーバー」