AKB48第7回選抜総選挙の開票を6月6日に控え、NMB48・山本彩の父親が「やっぱりなってほしいのは1番」と大きな期待を語った。
これは、開票当日にフジテレビ系で生中継する特番(18:30~21:54、フジ以外は19:00~)で、事前に収録した、メンバーと親・祖父母との2ショットインタビューで紹介されるもの。この中で、山本の父親は「やっぱりなってほしいのは1番です。出る限りはやっぱりそうなってもらいたい」と強く期待。一方で、溺愛する娘に「どんな結果になっても、4年間頑張ってきた成果だと思って、受け止めてまた来年に向けて頑張ってほしい」とも語った。
山本は、そんな父親と、今回の収録で初めて2ショット写真を撮ったと言い「照れるっていうか変な感じですね」。父親との思い出について「ダンススクールに行く際、車では間に合わないからとバイクの2人乗りで送ってもらったこと。寒いし、怖いし、2度と乗りたくないと思ったことですね(笑)」と、苦いエピソードを明かした。
AKB48・横山由依の父親は、横山が次期総監督ということを踏まえ「1桁には入ってほしい」と要望。横山は、そんな父親との思い出を問われても「特にないです」と素っ気ない様子だったが、初めての2ショット写真にもかかわらず、2人で手をつないで撮影した。
HKT48・宮脇咲良の祖母は「7位(神7)以内には入ってほしい」と希望。昨年の総選挙の際は、神社に1カ月間毎日通い、孫の健闘を祈ったという。宮脇は「そのことを聞くとなんか、すごく涙ぐんじゃう」と感謝しきり。祖母は今年も「(宮脇が)プレッシャーに押しつぶされそうだと思うけどずっと見守ってます」と温かく語った。
MNB48・渡辺美優紀の祖母は、昨年の総選挙で渡辺が選抜に入れなかったこともあり「できることなら選抜に戻したい。でもジジババのできることなんて票を1票か2票いれるだけ」と苦悩を告白。昨年の結果は本当に悔しがったそうで、渡辺は「もっと家族のためにも、みんなのためにも頑張ろうって思える」と奮い立ったようだ。
このように、多くのメンバーの親族が強い期待をかける中、AKB48・木崎ゆりあの両親は「希望はないですね」(父親)、「前回より上がっているとうれしいです」(母親)と謙虚な構え。木崎は「子供の頃に親と行った海外は楽しい思い出しかないです」と振り返りながら、3人でプリクラを撮影した。
濵野貴敏チーフプロデューサーは、今回の企画の狙いについて「子供や孫を思う気持ちは? 喜びや苦しみは? ファンだけではなく、メンバーだけでもなく、親(家族)も一緒に戦っている、そんな目線で、今年の中継を描けたら」と語る。
昨年の中継番組は、平均視聴率16.2%、瞬間最高視聴率28.7%を記録し、注目を集めるAKB48選抜総選挙。このほかにも、卒業を控える高橋みなみのメンバーとしての10年間を振り返る特集も放送する。司会は今年も宮根誠司と、加藤綾子アナウンサーが務める。