スマートテックは24日、フットボールクラブ水戸ホーリーホックとの共同出資により、茨城県水戸市に水戸電力を設立したと発表した。

水戸電力は、地元で発電された電力の買い取り、およびバイオマスをはじめとする発電所の建設を通じ、一般企業等(電力消費者)に電力を安価に供給する。

また、2016年の電力全面自由化の後には、水戸市民をはじめ、近隣市町村の住民に向けた電力の供給を目指す。さらに、事業収益の一部を関連するエネルギー・インフラ産業への投資に供することを通じ、水戸市ならびに近隣市町村の雇用創出・企業誘致を促進し、地域経済の活性化を図る。

水戸電力ロゴ

当初の水戸電力の株主は、スマートテックおよび水戸ホーリーホックとなるが、今後、共同出資者を募るかたちで事業運営を行っていく。初年度は、電力販売により10億円の売上高を計画しているという。水戸電力の代表取締役社長にはスマートテック代表取締役の小寺雄三氏が就任。本社は茨城県水戸市、資本金は3,000万円。

フットボールクラブ水戸ホーリーホックは、茨城県水戸市を本拠地として活躍する明治安田生命J2リーグ所属クラブ「水戸ホーリーホック」の運営会社。