西武鉄道は18日から、池袋線池袋~飯能間の開業100周年を記念し、「黄色い6000系電車」の運行を開始する。6000系1編成(6057編成)の車体を黄色に変更し、東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線などを経由して渋谷・横浜方面へも運行される。

西武鉄道「黄色い6000系電車」外観イメージ

6000系は1992年にデビューした10両固定編成の通勤車両。地下鉄有楽町線への相互直通運転対応車としてデビューし、後に東京メトロ副都心線での運行に合わせて改造工事も実施された。現在は全25編成が在籍し、未改造車2編成以外は車体前面が白く塗装されている。

「黄色い6000系電車」は池袋線の前身である武蔵野鉄道池袋~飯能間の開業から100周年を迎えることを記念し、運行されるもので、西武鉄道の中でも人気が高いという「黄色い電車」(2000系・新2000系など)をイメージし、6057編成の外観を黄色に変更。池袋線池袋~飯能間をはじめ、西武有楽町線、東京メトロ有楽町線・副都心線、東急東横線、横浜高速鉄道みなとみらい線に乗り入れ、新木場・渋谷・横浜方面へ運行される。

「黄色い6000系電車」の運行期間は2016年3月まで。運行開始当日(4月18日)は臨時電車が1本運行される予定で、詳細は西武鉄道ウェブサイトにて案内するとのこと。