「ヤンキー男子って実はツンデレなのかなって思います」 - 男らしい?それとも怖い? 星名美津紀さんに聞くヤンキー男子の魅力

「ヤンキー男子」について、女の子はどう思っているのだろうか。「近づきがたい」「怖い」という印象がある一方で、「実は優しそう」な気もしなくはない。そこで、出演するヤンキー映画「レジェンド 最凶覚醒」がまもなく公開のグラビアアイドル・星名美津紀さんにヤンキー男子の魅力をうかがってみた。

「地元が大好き」「仲間や家族を大事にする人は魅力的」

ーー「ヤンキー男子」と聞くとどんな人が浮かびますか？

地元が大好きという感じがします。地元から離れなくて、ブレない人かな。都会には出てこなさそうな感じがしますよね。「地元の友だちをこよなく愛する……」そんな人が浮かびます。

ーー「地元の友達をこよなく愛する」ですか。ヤンキー男子は仲間を大事にしそうな気がしますよね。

仲間や家族を大事にする人は魅力的ですね。でもヤンキー男子って、外部の人に対してはツンツンするところもあるじゃないですか。だから、ツンデレなのかなと思うんです。たとえば、女の子が寄って行っても「は？」って態度で返しちゃったりとか。そういうところも、かわいいんじゃないかな。あと、ちょっと冷たい態度をされる方が、女子は萌えますよね。

ーーマイナビニュースが読者に行ったアンケートでも、「実は優しい」といったギャップにひかれるという声がありましたよ。

ツンツンした態度をされると、その人のことをもっと知りたくなっちゃいます。最初からオープンな人よりも、一歩踏み入れないとわからないような人には謎がありますよね。謎があると気になるし、お話するのが楽しくなると思います。

ーーヤンキー男子というと、家族思いのイメージもありますよね。

確かに。家族思いで、子どもをすごく愛してくれそう。結婚生活とかも充実してそうですね。

ーータフな部分もありそうですよね。

それから、負けず嫌いな感じがしますね。諦めないで一生懸命打ち込んでいる男の人は素敵だなって思います。

ーーアンケートでは、中高時代に学校にヤンキー男子がいたという人が多かったのですが、星名さんの中高時代にもいましたか？

中学校の頃はいたんですけど、近づきがたかったです。話しかけると優しいんですけど、それまでは壁を作っていて、誰も近寄らせない感じがしていました。でも実はツンデレで、根っこは自分をしっかり持っている人が多いと思います。

ーーどんな雰囲気のヤンキーだったんですか？

男子のヤンキーは腰パンが多かったですね。学ランの中にパーカーを着て、その中はタンクトップでネックレスをしていて、ミサンガをつけている人が多かったかな。女の子のヤンキーだと、スクールバッグにみんなからのメッセージが書いてある子とかがいましたね。

ポスカで「ずっと友達だよ」みたいな寄せ書きとかしてあるのを見たことがあります。あとは、スカートが短くて、ルーズソックス履いて、ピアスして、金髪で……という感じです。

ヤンキーとデートするなら「イチゴ狩り」！

ーーヤンキー男子の見た目はどうですか？

リーゼントとかオールバックとかが、ヤンキーの象徴という感じがします。みなさん髪型がキマっていますよね。人に流されないものを持っているなって。

ーー今はどんどんオシャレになっていますしね。

M字バング(編集注：前髪を下ろしたときにM字のように見えるカットの仕方)の髪型にしたりとか、ヤンキーというよりホストっぽい感じになってきているのかな。腰パンは昔から変わらないですよね。眉を細くしていたり、全部剃っていたりする人もいるんじゃないでしょうか。

ーー筋肉がムキムキのヤンキー男子もいますよね。星名さんは、筋肉萌えするタイプですか？

筋肉萌えはありますね。でもケンカではなくて、世のため人のために使ってほしいです。その方がかっこいいですよね。あと、筋肉を鍛えている人は、子育てするときに助けてくれそうな気がします。

ーーヤンキー男子とデートするとしたら、どこが良いですかね。

ドンキホーテ！あとはイオンとかラウンドワンとかもいいですね。やっぱり地元から出たくないと思うので。でも逆に、イチゴ狩りとか行ってみたいです！どんな反応するんだろうとか考えると、楽しそうじゃないですか。

ーー強面なのに練乳たっぷりつけていちごを食べてたいたら、「実は甘党なんだ」ってキュンと来そうですね。

そういう意外な一面が見えるのもいいかなと思います。だから、ペットショップデートとかもいいかもしれないですね。

「ヤンキーみたいな存在って、絶対に必要」

ーーところで、ヤンキーを取り上げた漫画やドラマを見ることはありますか？

ドラマはあります。『ごくせん』とか『ROOKIES』とか。青春系ですね。

ーーやっぱり、学園での青春模様にひかれますか？

そうですね。大人まで青春時代の友達と仲良くしていられる感じがすごいなって思いました。あとは『マジすか学園』も見ていましたよ。

ーーあれもかっこいいですよね。

女の子のヤンキーは憧れます。

ーー最近はマルチメディア化というところで、漫画だけでなくスマホアプリにもヤンキーが進出しているようです。普段スマホゲームをすることはありますか？

最近は乙女ゲームにはまってます！

ーーこれは『スカッズ ～最凶の絆～』というヤンキー男子が登場するゲームなんですが、セリフが出るんです。見てみてください。

（ゲームを見ながら）漫画みたいですね。ストーリー性があるのは楽しいし、結末が気になります。あと、何話もあるストーリーだと、最後まで終わったときの達成感も良いですよね。

ーーアプリだけでなく、今はいろんなメディアにヤンキーが進出してますよね。

「やっぱり人気があるんじゃないですかね。ヤンキーみたいな存在って絶対に必要だと思うんです。都会で働いている人ってストレスが溜まっているはずだから、地元に帰ってヤンキーの友達とかと遊ぶとストレス解消になりそう。そういう仲間意識を持って仕事に行けば、仕事もうまくいきそうって感じがします！ヤンキーは永久不滅ですね」

ヤンキー男子とのデートという妄想トークにも花を咲かせつつ、終始笑顔で元気にお話してくれた星名美津紀さん。撮影を行った都内のスタジオは、明るい雰囲気に包まれていた。

漫画の世界を飛び出してドラマ化され人気になった『ごくせん』や『ROOKIES』のみならず、最近は『スカッズ ～最凶の絆～』などアプリゲームにまで広がっていくヤンキーの世界観。皆さんはどう思われただろうか？

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