ライトウェイプロダクツジャパンは3月30日より、スウェーデンで開発された自転車専用のエアバック「HOVDING(ホーブディング)」を発売した。現在、東京都内では「クラウンギアーズ」(渋谷区千駄ヶ谷)、「METAL Pandani」(千代田区神田)、「ハクセン2nd」(台東区台東)の3店舗が取り扱っており、順次、店舗数は拡大される見通しとなっている。
同商品は、スウェーデンで開発された自転車専用のエアバッグ。同国で急増する自転車事故によるケガ、傷害を減らすため、1,000件以上のスタントマンによる実験や自動車との衝突実験などを行い、7年もの研究期間をかけて商品化した。
同商品は、首に巻いて使用するタイプのエアバッグ。チャックをあごの下まで引き下げ、ファスナーに付いているボタンを本体に取り付けるとセンサーが起動する。万一、事故につながる挙動を内蔵したセンサーが感知すると0.1秒でエアバックが作動する。
また、従来のヘルメットと比較して衝撃吸収率が約3倍と、安全性が高いのが特長。頭だけではなく、首とあごも保護し、事故時に発生する複数の衝撃に耐えることができる。頭部にかぶるタイプではないため、着用時にヘアスタイルを崩す心配もない。持ち運びもしやすく、小休止時にはスイッチオフ状態で装着できる。
エアバックは一度作動すると再利用は不可。しかし、既に使われているヨーロッパでは再度購入するリピート率は80%だという。本体内部にある「ブラックボックス」は、作動する直前10秒間のモーションデータを保存している。
本体価格は5万4,000円。カラーはブラックで、首周りサイズはS(36cmまで)とM(34~42cm)の2種類。同商品を利用している動画はホームページで公開している。