4月1日からTOKYO MXでスタートする連続ドラマ『食の軍師』(毎週水曜 23:30~24:00)の記者会見が25日、都内で行われ、津田寛治、高岡奏輔、篠井英介が出席した。
同ドラマは、2009年12月から「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社刊)で連載している泉昌之原作の同名漫画をドラマ化。食へのこだわりを持つ主人公の本郷(津田寛治)とライバルの力石(高岡奏輔)の間で繰り広げられる食の合戦をバカバカしくも男のロマン溢れる熱いドラマとして描いている。
この日は第1話の試写会が行われ、その後に報道陣向けの取材会に役衣装で登場したキャスト陣。同ドラマで連ドラ初主演を果たした津田は「昨今おっさん俳優ブームで手塚とおるさんや松重豊さんらバイプレーヤーの役者さんが軒並み主演をしていて、それを横目で見ながら『僕にも来ないかな~』と思っていました。そしたら今回のお話をいただき、天にも昇る気持ちでしたよ」と喜びを爆発させて「現場はものすごい緊張感でやっています。ズッコケルにしてもやり過ぎの上を行く思いでかなりカロリーを消費しながらやっていますよ。松重さんの『孤独のグルメ』は意識してないですね。『食の軍師』は癒やされるというより熱があって焼けします(笑)。このドラマでしか表現できないものを意識しています」と熱く語っていた。
その津田と対極的なキャラクターの力石を演じる高岡は「僕自身、連ドラのレギュラーは5年ぐらいやってなかったので楽しみにしながら参加させてもらいました。自分の名前を挙げてもらって本当に良かったですよ」と笑顔を見せて「津田さんはすごい集中力でやっていて顔が怖いぐらい(笑)。そのパワーをもらいながらやらせてもらってます」と力の入った津田の演技に影響を受けている様子だった。