女優の未来穂香、青山美郷、川村ゆきえが21日、東京・千代田区の書泉グランデで、映画『思春期ごっこ』のBlu-ray&DVD発売記念イベントを行った。
昨年公開された本作は、少女たちの繊細な心の揺れを描く青春ムービー。美術学校に進学したい鷹音(未来)は、小説家を夢見る三佳(青山)をモデルに絵を描いている。ある時、お気に入りの小説の作者・奈美江(川村)と出会った三佳は、彼女との時間を優先するようになり、鷹音の心は嫉妬で満ちていく――というストーリーで、Blu-ray&DVDが発売中(発売元:バップ)。
劇中の制服姿で登場した未来は、約2年前に行われた撮影を、「今思うと、自分自身が子どもっぽくて反抗期だった。あの頃に鷹音をやって良かったと思う」と振り返ると、未来に嫉妬心を向けられる役柄だった川村は、「初めて年下に恐怖を覚えた。本当に怖かった。大人になったんだな~」としみじみ。一方、青山も、「私も反抗期だったから、監督に強く当たったかもしれない」と話すと、倉本雷大監督は、「俺は怖くてメイキングを見れてない」と苦笑いで明かしていた。
また、劇中でキスシーンがあった若手女優の2人だが、倉本監督の「キスシーンを撮るのが初めてで、ナーバスになってた。でも、2人とも意外とあっけらかんとやってましたね」という話に、青山は、「物理的に言うと、唇と唇がくっついてるだけだし」と飄々とした表情。そのやり取りを笑顔で見つめていた未来は、「キスシーンがあったので、可愛い子が良いな~と思ってました。身長も同じくらいで親近感が湧きました」と青山との共演を楽しんだようだった。