Q.夫と生活する上で合わないと思うことはありますか?

私はご飯の時にはテレビを消したい派、主人はむしろテレビを見ながら食べたい派。細かいことだけど、育ってきた環境の違いを感じる瞬間だ……。今回はマイナビニュース会員のうち既婚女性170名に、夫と生活する上で合わないと思うことはあるか教えてもらった。

Q.夫と生活する上で合わないと思うことはありますか?

はい 42.4%
いいえ 57.6%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどうしてですか? どんなところが合わないですか?

■食べ物のもろもろ
・「みそ汁がいつも薄いと言われるが、主人のは濃すぎる」(29歳女性/生保・損保/営業職)
・「朝起きる時間や食事の食べ方(私は朝ガッツリで、主人は夜ガッツリ)休みの日の過ごし方」(29歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「食事のマナーが少し悪い」(34歳女性/その他/その他)
・「食事の取り方……私は食事中はゆっくり座って食べたいが、夫は途中に掃除や用事をしだしたり後で食べると言って出掛けたりする……ほこり立つし、落ち着かないし、片付かないし、子供の教育に悪い」(30歳女性/その他/その他)
・「私は毎日お菓子を食べる習慣だったけど、夫は体に良くないと理解してくれない」(28歳女性/商社・卸/事務系専門職)

■生活のペース
・「起きる時間……出勤時間が違うから仕方ないが、4時から5分おきに携帯がなり、5時には家を出る」(40歳女性/情報・IT/技術職)
・「夫は家で朝食を取らないし、夕飯もバラバラなので、平日は食事の時間が全く合わない……ただ、夕飯の準備をしなくて良いのでとても楽」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「私はなるべく早く寝たいけれども、帰ってくるのが遅いので寝るのが12時回ります……体がしんどくなり翌日は昼寝をしてしまいます」(30歳女性/その他/その他)
・「土日の過ごし方……朝から動き出したいのに、旦那はいつまでも寝ている」(27歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「夫は朝型人間で私はどちらかというと夜型人間」(49歳女性/その他/その他)
・「トイレの時間」(24歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)

■片付けに関すること
・「部屋が汚れてもあまり気にしてくれない」(26歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「部屋が散らかっていても平気なこと、掃除をするのは私だから腹が立つ」(33歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「服をかけるハンガーラックがあるにも関わらず、下に脱ぎ捨てて、そこらじゅうに服を散乱させるところ」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「片づけができない旦那、出したら出しっぱなしで全部私が片付けるはめに…何度言っても改善されない」(22歳女性/その他/その他)
・「ちょっとズボラなところ……夕食後、ダイニングテーブルの上が散らかりっぱなしになるのが嫌」(32歳女性/電機/技術職)

■自分勝手な行動
・「一度はじめたらゲームをやめられない」(36歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「一人で出掛ける日」(23歳女性/不動産/技術職)
・「家族に合わせて行動することができない……相手の立場にたって考えることができない」(43歳女性/ソフトウェア/技術職)

■掃除・入浴など衛生面
・「掃除する頻度」(30歳女性/医療・福祉/専門職)
・「衛生観念の違い」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お風呂に入る回数」(50歳以上女性/その他/その他)
・「キレイ好きなところ」(31歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)
・「たった二時間ほど着た服でも洗濯して、と言うこと」(38歳女性/電機/技術職)

■お金の感覚
・「金銭感覚」(27歳女性/小売店/営業職)
・「貧乏性で、変なところでケチること」(46歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「少しでも節約しようという考えがあわない……主人は、お金があれば使ってしまう人」(30歳女性/情報・IT/技術職)

■その他、細かい違い
・「トイレのスリッパをそろえないこと」(31歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「風呂のお湯の使い方が下手くそ」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「体感温度」(34歳女性/その他/その他)
・「笑いのツボが合わないです……私が笑っていても夫は笑わない、夫が笑っていると私が笑わない、考えても仕方ないことだなと思ってます」(27歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)

■総評
夫と生活する上で合わないと思うことが「ある」と答えた女性は42.4%と、男性編の割合を上回った。女性の方が、男性との暮らしにイラッとする瞬間が多いようだ。「すべてが合わない」なんて全否定のような回答を寄せてくれた女性も数名いた。

目立ったのは、やはり食事に関する意見だった。味付けや好み、好き嫌いだけでなく、食事マナーや時間なども「合わない」と感じる女性が多かった。朝ガッツリ食べる派か夜ガッツリ派かなんて、作り手である女性にしたら、確かにかなり悩ましい問題だろう。また、ブリを照り焼きにするかブリ大根にするかでもめる夫婦、また、お菓子を食べない夫と毎日でも食べたい妻との間のバトルも報告された。

男性は朝早く仕事に出掛け、夜遅くまで帰ってこず、また、疲れて休日は遅くまでぐうたらすることが多いのだろう。そんなご主人と「生活ペースが合わない」と嘆く女性も多かった。家族や夫婦の問題の中でも「時間の共有」は特に重要なテーマで、あまりにすれ違い生活が長くなると、別居や離婚なんてことにも発展しかねない。自分勝手に「一人でゲームをする」「家族に合わせようとしない」なんてクレームめいた妻たちからの指摘もあったが、ここは細心の注意を払いたいところだ。

片付けに関しては、妻たちの不満が爆発していた。「出しっぱなし」「散らかしっぱなし」を片付ける女性たちは、「なんで私だけ片付ける係なの?」と割に合わない感覚を抱いているよう。その他、「金銭感覚の違い」や「トイレのスリッパをそろえない」「笑いのツボが違う」なんて、大小さまざまな「合わない」ポイントが寄せられた。どちらかだけがガマンするのではなく、異文化交流とでも思って、自分の家庭のルールと他の家庭のそれとをすり合わせてみるのも、結婚生活の醍醐味かもしれない。

調査時期: 2015年2月13日~2015年2月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 女性170名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません