アクアマリンふくしま(福島県いわき市)では、深海生物「サラサベッコウタマガイ」3個体の展示を開始した。

サラサベッコウタマガイ

展示している個体は、2月5日に北海道二海郡八雲町のエビ籠漁水深400mで採集されたもので、体長は12cmであるという。これまで、新潟県佐渡両津湾、富山湾のROV調査において水深400~900mで確認されていたが、最近のROV調査では、北海道八雲町沖にも分布することが分かっている。

オオグチボヤに寄りそっている姿がかわいい

見た目はぷるんぷるんしており、水玉模様をしているのが特徴。名前の通り貝の仲間だが、殻は透明であるという。

殻は透明で美しい

同個体は、オホーツク海コーナーの水槽で展示している。